Archi-Depot Museum

ARCHI-DEPOT Museum | 建築倉庫 | Learning about the diversity of Japanese architects

ARCHI-DEPOT Museum

■Access
Warehouse TERRADA Main Storage Center 1F,
2-6-10, Higashi-Shinagawa, Shinagawa-ku, Tokyo 140-002 JAPAN
5-minute walk from Tokyo Monorail “Tennozu Isle Station”
4-minute walk from Rinkai Line “Tennozu Isle Station”
15-minute walk from JR “Shinagawa Station Konan Exit”

■Hours
Tuesday – Sunday 11:00 – 20:00 (admission until 19:00)Closed on Monday

■Admission
Adult ¥2,000
University school students ¥1,000
High school students and Under 18 may enter for free
*200 yen discount for groups of over 15 people
*With a certification of disability, admission is free as well as that of an accompanying care-giver

■WEB



MUSIC : Divider/

Produced by Nice Brothers

Toyoko Inn Tokyo Shinagawa Konan-guchi Tennozu Isle

Toyoko Inn Tokyo Shinagawa Konan-guchi Tennozu Isle
Ideally located in the prime touristic area of Shinagawa, Toyoko Inn Tokyo Shinagawa-eki Konan-guchi Tennozu promises a relaxing and wonderful visit. Featuring a complete list of amenities, guests will find their stay at the property a comfortable one. Facilities like free Wi-Fi in all rooms, facilities for disabled guests, Wi-Fi in public areas, car park, restaurant are readily available for you to enjoy. Guestrooms are fitted with all the amenities you need for a good night's sleep. In some of the rooms, guests can find television LCD/plasma screen, private pool, internet access – wireless (complimentary), air conditioning, heating. The hotel's peaceful atmosphere extends to its recreational facilities which include sauna, massage. Convenience and comfort makes Toyoko Inn Tokyo Shinagawa-eki Konan-guchi Tennozu the perfect choice for your stay in Tokyo.

Hotel Room Walkthrough - Hearton Hotel Higashishinagawa (Tokyo)

I stayed in a single room and so far the experience have been positive. You can read more about my experience and how to get to this hotel at:

Music By: hooksounds.com

三之助　天王洲をアートの発信地に！TERRADA ART VILLAGE

今回は運河沿いに発展する注目のエリア、
天王洲からお届けします。

三之助「今日もご覧いただきありがとうございます。噺家の柳家三之助でございます。
天王洲という事で見ていただければ分かりますよね。
私、旅慣れているから１つそういうところをお見せしようと思うんですけどね。
こんにちは、海の見える部屋があいてたらお願いしたいんですけど」
明石「こちらは物をお預かりすることはできるんですけども、お泊りいただくことはできないんですよ」
三之助「あれ、ホテルではないんですか？ここは」
明石「そうなんです」
三之助「どうみたってホテルのフロントじゃないですか」
明石「そうなんですが、こちら寺田倉庫の本社でございまして。お客様のワインですとか美術品　アートですとかお預かりしているところなんですよ」
三之助「倉庫でアートってことですか？」
明石「寺田倉庫は「ＴＥＲＲＡＤＡ(テラダ)　ＡＲＴ(アート)　ＶＩＬＬＡＧＥ(ヴィレッジ)」と申しまして、天王洲をアートの発信地とするべくアートに関する様々な取り組みをしております」
三之助「なるほどね。色々見せていただけそうなので、ぜひよろしくお願い致します」
明石「よろしくお願い致します」

三之助「この、天王洲というところは運河がありましてね。水辺のまちという印象ですが。寺田倉庫さんも天王洲でずっと長いんですよね」
明石「創業は１９５０年ですが、その時から天王洲に拠点を置いておりましてもともとは　米蔵からスタートしたと言われています」
三之助「あちらが倉庫なんでしょうけど、あそこが会社なんですよね」
明石「あちらは本社ビルです」
三之助「寺田倉庫さんと聞いてきたんですけど、寺田倉庫って書いてないんですよ。なんかカッコイイというかね。寺田って書いてあって、あっち側にカギカッコみたいなのが書いてあって」
明石「あちらカギカッコ、ようは「余白」「スペース」なんですけども。寺田倉庫は「余白創造」と言いましてスペースとか場所の有効活用という意味でそれがロゴに体現されているということですね。時代時代によって、そのスペースですとか活用を我々は考えています」
三之助「なるほど」

まずご案内いただいたのは、
平成２８年の９月倉庫をリノベーションして誕生した「テラダ・アートコンプレックス」。
アート関係の会社やアーティストのアトリエなどが入居するアートの複合施設、
ということですが、そこかしこに倉庫の風情も残されております。
半信半疑のまま、エレベーターを降りると・・・いやぁ、これはもう、異次元の世界ですなぁ。

三之助「また、空間が広がってなんか非日常という感じがしてなんかドキドキします」
明石「倉庫らしくて天井が高くてスペースすごく開けていて、無機質の感じの中に現代アートが溶け込んでいるようなスペースになっております」
三之助「ギャラリーというのは作品を浮き立たせるためにシンプルに作ってあるところが多いですけど、まさしくですね。真っ白で何もないところにアートがたくさん飾っていますけど」
明石「来るたびにクリエイティブな空気が味わえる非日常的な空間で　私も凄く好きなスペースです」
三之助「あまりこの番組でお見せしたことない映像かもしれませんが良いですね」

続いては、寺田倉庫本社の１階にあるミュージアム、その名も「建築倉庫」へおじゃまします。
建築物を計画、建設するときにつくられる建物の模型、「建築模型」を展示、保存する国内唯一のミュージアムです。
三之助「私も色んな博物館にいったんですけど、なんかここは見たことない感じですね」
森「ありがとうございます」
三之助「一口に建築の模型といっても大きいホールの入り口に飾ってあったり。そのホールの模型といいますか、あったりしますけど。こんなたくさん集まっていると別の意味合いがあるというか、どうしてこういう博物館を作るってことになったんですか？」
森「世界的に活躍されている建築家の先生から建築模型が場所をとるので保管したいというお話をいただいて。さらにその保管したものを一般の人にも自分の作品として見てもらえる場所を作りたいというお話をいただいたことがあって、その話をきっかけに建築模型について色々調べてみたところ日本では建築家の先生というのは技術者というイメージがあると思いますが世界では芸術家 アーティストとして活躍やそういう見識をもっている方がかなり多くて。彼らがつくる建築模型というのは、一つのアート作品だということが分かりまして、これはぜひ保管してみなさんに引き継いで受け継いで文化の発信の一つとして保管したミュージアムをつくりたいと思ったのがきっかけです」
三之助「でも、やっぱり建築勉強している学生さんとかが多く、結構」
森「館内は撮影自由になっていますのでみなさん、パシャパシャ撮っていただいて自分たちの創造の足しにしてもらえるような形でかなり学生さんとか建築を学んでいる方もいらしてます」

寺田倉庫が発信するアートは、ギャラリーやミュージアムだけではありません。
こちら「ピグモン」はアートを生み出す「画材」を扱ったお店。
ずらりと並んだ絵の具の数は、なんと４千５百色以上。
店内には、希少かつ良質な画材がたくさん揃っています。

三之助「ピグモンの岩泉さんにお話を伺います。画材屋さんと聞いてきたんですけど何ですかここは。なんかギャラリーにも見えるし、こっちなんか見ると研究室みたいな感じもします。どういう場所なんですか」
岩泉「画材屋さんなんですけどただだの画材屋さんではない、ミュージアム的な要素として画材一つ一つが際立つように美術品として持ち味を出すような形で展示しています。なおかつそれも販売もしています」
三之助「売り物でありそれを見せる展示という要素もはっいているんですね。この空間もなんかちょっと変わっているといいますか天井なんか面白いですよね」
岩泉「こちらは今国立競技場を設計しています隈研吾さんの内装デザインとなっています」
三之助「その他にもこちらのお店の特徴はございますか」
岩泉「週末後ろのテーブルを使ってワークショップが行われておりまして。プロ向けのものから本当に初めて画材に触れる方にも楽しめる講座も開催しています」
三之助「私なんかもそこに混ぜてもらったりできるんだ」
岩泉「はい、できます」
三之助「素人は入ってきてはいけないんではないか、みたいな雰囲気もあるんだけど、そうではない」
岩泉「一般の方もウエルカムで、逆にここをきっかけに美術に入っていただけるような形として成り立ったらいいなと思っています」
三之助「なるほど」

さまざまなアート活動が注目される天王洲ですが、一方で運河や水辺の魅力を発信する催し、まちおこしも行われています。
天王洲キャナルフェスは、まちのみなさんと地域の企業が力を合わせて開催するイベント。
寺田倉庫も協賛企業の一つとして参加しています。

三之助「色んなところをご案内いただきまして、施設ってよりもまちという物を今日感じられた
ような気がするんですけど、これからどうでしょう寺田倉庫さんも、この街について色んな事をされていくと思うんですがどんなな景色を描いていらっしゃるでしょうか」
明石「弊社だけではなくて天王洲にあるほかの企業さんと一緒に活性化に取り組んでいきたいと思っているんですけども。弊社に関して言いますと今日見ていただいたアート施設ですとか後アートのイべントの誘致ですとかそういったことも積極的にやっておりまして、天王洲に来ていただかないと体験できないようなそんなまちづくりをできればいいかなと思っております」
三之助「今日はありがとうございました。いかがでしたでしょうか？なんか天王洲っていうまちのイメージが私ちょっと変わった気がするんです。それはもちろんアートとか季節それぞれもそうなんですけどなんか歩いている人が違うような「あれ、ここは品川かな？」って感じもするんですよね。でもここは品川なんです。そうやってまちというのはいつも動いていてこれからの天王洲がとても楽しみでございます。
さて次回のとっておきの品川どうぞお楽しみに」